終わりが無ければ、始まりは来ない。

別に一月が本日で終わってしまうから、こういうタイトルにした訳ではないのだが。ちょっと書き留めておきたかった。終わりが無ければ、始まりは来ない。もしくは。ヒトはさよならをいうために出会う。永遠はこの世に存在しないのだから、いつか必ず終わりがやってくる。けれどもその代わりに新しい始まりもやってくる。最近見聞きした言葉で、印象に残っている言葉をコラージュしてみた。
ひとつは、高倉健さんの『単騎、千里を走る』という映画のメイキングをテレビ朝日でやっていて、その中で健さんが中国ロケの時の言葉。中国、チャン・イーモウ監督と撮影。素人の役者さんとの出会い、別れに際し語っていた。ひとつは、お気に入りのブログから。ま、それはブログのお引っ越しの時のコメントだったのだが。ひとつは、合唱をやっている友人が、今年新しい曲に取り組むのだが、昨年発表した曲がCDとして過去のものになってしまうことへコメント。
終わることやさよならをいうことを躊躇するのではなく、これから来るだろう始まりに胸をときめかす歓びを大切にすること。ごく、当たり前のこととして。本日で一月は終わる。